2025年1月現在、1ビットコインが1600万円程度になっています。今回私はすでにほとんどの日本人が1BTCを新たに買うことが不可能になっていることに気がついたので記事としてまとめます。
老後2000万円問題が存在するように、普通の年収700万円程度の人が1BTC買えないことは当然ですが、
ここでは、想定として、年収の高い医師を想定したいと思います。
ネットで検索すると平均年収は1500万円とあるので、この年収で想定します。ちなみに医師を想定するのは、一般的な個人が運によらずに得られる最も高額な所得だと考えたからです。もちろん、起業や外資金融で働くことで医師の年収を超えることは可能ですが、成功している絶対数が少ないですし、そこで働けるのも採用があったり面接官などの相性など運による部分が大きいです。それと違い、医師は努力による学力と国家試験を突破すれば比較的運によらずに成れる職業だと思います。
年収1500万円の手取りはおおよそ、1100万円になります。
普通に旅行など含めて相応な暮らし月60円程度消費すると、年間で720万円消費し、
余剰資金は、おおよそ 年間 380万円になります。
これを全額、ビットコインに当てた場合
4年間で投資できる資金は、1520万円です。
まず、4年間たっても、1BTC入手することは不可能です。
では5年目に1BTCに達するかというとそういう訳にはいきません。
ビットコインの価格は上がり続けています。
過去の傾向をみるとおおよそ4年間で2倍以上になります。
平均にならすと控えめにみて年率25%値上がりします。
すなわち、
1600万円のビットコインは、1年後に2000万円になる計算です。
そうなんです、1年で400万円以上ビットコインは値上がりするのです。
なので、1年目に
1600万円分の1ビットコインうち320万円分を1年間で購入しても、
そのときにはビットコインは2000万円になっているのです。
2年目の終わりには、
2500万円の1ビットコインのうち640万円分を手にすることになります。
3年目には
3075万円の1ビットコインのうち960万円分を手にすることができます。
ビットコインの値上がりが投資資金をどんどん上回り、永遠に1ビットコインにたどりつくことができません。
これが、私が気づいた、
すでに、ほとんどの個人が1ビットコインを買うことが不可能になったと考える理由です。
さらに加えて、
このようなことを言うと、ビットコインは値動きが激しいので価格が下がったときに買えば1BTC買えるではないかという疑問が湧いてくるかと思います。
しかし、ほとんどの人にそれは不可能であると断言できます。
なぜなら、価格が大きく下がるというのはほとんどの人が買わずに、売っているからに他なりません。
ですので、ほとんどの人が価格が下がったときに積立をやめ売って損をすることはあっても、
ほとんどの人が下がったときに1BTC買うことは不可能なのです。
大事なことなので付け加えておきます。
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