このブログは、35歳(2021年時点) 妻と子供2人を持つサラリーマンが2030年にリタイアするブログである。
FIRE とは
FIRE ( Financial Independence, Retire Early ) ムーブメントは、 経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙するムーブメントである。 このモデルは、ブログ、ポッドキャスト、およびオンラインフォーラムで共有されている情報を通じて2010年代より大きな注目を集め、特にミレニアム世代に人気が高まった。 [1] [2] [3] [4] [5]FIREを達成するための方法は、収入増や支出減を模索しながら、意図的に貯蓄率を最大化することである。 その目的は、(FIRE達成後の)生涯の支出を賄うのに十分な不労所得を得ることだ。 FIREムーブメントの支持者は、(退職後の資産の取り崩しに関して)4%ルールを提案しており、推定年間生活費の少なくとも25倍の貯蓄目標を設定している。 経済的独立を達成すると、労働所得は付属的となり、標準的な定年よりも数十年早く退職が可能になる。
wikipediaによればこのように解説されている。
では、なぜFIREを決意したのか、それは、収入の多い少ないを気にする事なく、自由に休みをとり自由に働きたいと思ったからである。さらに現在、定年年齢が65歳になる。数十年後には70歳になると議論されている。正直現在仕事をしていて感じるのは、60歳ですらフルタイムでサラリーマンとして働くにはしんどいという事である。まだ体が元気なうち、50歳になる前に仕事をやめ、自然に働ける範囲内で仕事をし、趣味の時間、家族の時間を最大化する事により、その後の人生、健康体で楽しく暮らせると考えたからである。
これを現実的な自分の生活に当てはめて考える。
今の私に最低限必要な月額は手取りで20万円である。年間に直すと約240万円である。4%ルールに従って考えれば、2030年までに6,000万円貯めれば条件を満たしFIREが可能となる。果たしてこれが現実的なのか考察する。
10年で6000万円貯めるためには年間600万円貯金すれば良い。今の私の年収は大卒サラリーマンの平均的な600万程度である。手取りにすると460万円程度になる。
月額20万円すなわち年間240万円で生活した場合、残された手取りは220万円となる。はっきりいって全く足りない。
では逆にこの収入、220万を10年間貯蓄にまわした場合にFIREが可能なのか考えてみる。
単純に貯蓄した場合、2200万円となる。これに自己都合分の退職金約250万円が加わる。よって貯蓄を続けた場合、2450万円となる。それに加えて現在投資にまわしている500万円がある。よって合計で2950万円の手元資金となる。少し中途半端なので約3000万円の手元資金になるとして考える。
もちろん投資をすれば、それ以上の貯蓄を貯める事も可能であるが、投資の資金に関しては大きな期待はしていない。その理由に関して触れると長くなってしまうので、それは別の場所で説明するとさせて頂き、ここではあくまで貯蓄だけでFIREが可能かどうか判断していく。
3000万円でFIREが可能なのか。もちろん上述の定義では全く足りない。
3000万円の貯蓄では、FIREの最大の肝である不労所得は4%で計算した場合、年間ちょうど120万円、月額に直すとちょうど10万円となる。
最低限に必要な20万円には到底足りない。ではあと10年でFIREが不可能なのだろうか。それはFIREの目的による。全く働かなければもちろん不可だ。しかし私の最大の目標自由に休み自由に働くという目標において、全く働くという想定はしておらず、月の半分程度働く事を想定すると、半日で5000円程度、月に換算すると15万円程度の収入を得る事が可能であると考えている。
よって10年後からは、完全にリタイヤするのではなく、配当収入で10万円、フレックスに働ける仕事で月に15万の収入を得ながら、余った時間を趣味と家族に使い、余ったお金を再投資しながら、加齢に合わせて徐々にフレックス労働時間を減らしていくというライフスタイルを構築する。
よって、
俺の GO TO THE FIRE とは
2030年までに
3000万貯め、
生活費の半分を配当収入、
半分を労働収入とする事。
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