我が家の太陽光発電の電圧抑制に対して対策がされたので経緯を記録します。
我が家の太陽光発電はよく晴れた日や土日に電圧抑制がかかっていました。
晴天の日には70Kwhほど発電できるのですが、電圧抑制のせいで晴天にもかかわらず、50Kwhほどしか発電できない日もありました。電圧抑制のかかる日は月に1日や2日でないので,一月あたり100Kwhほど損をしていたのではないかと思います。
現に私のパワコンに記録されている電圧抑制の累計時間は2021年6月27日現在で、
パワコン1が3897分
パワコン2が1621分 となっています。
電圧抑制時に全く発電しないわけでないので,どれくらい影響があったか正確に知ることはできませんが、自分の観測範囲の体感では、本来8.5Kw発電できるところ、5Kwしか発電できなくなるくらいの印象です。
パワコン2の電圧抑制はパワコン1と同時に起きるので,だいたい65時間くらい電圧抑制がかかっていたことになります。 一時間あたり3.5Kwhのロスとすると、合計で約227Kwhのロスになります。
これが、3月半ばから6月半ばまでの約3ヶ月で起こりました。実際には発電量の増えた4,5月を中心に電圧抑制が起きていると考えると,4,5月は100Kwhほどロスしていることになり体感と一致します。
では,どのようにして電圧抑制の対策をしたかというと,まず取り付けたメーカーに対策を依頼しました。そこで,基本的には電力会社の管轄になるということで,メーカーから一報を入れてもらうと同時に,電力会社の営業所直(ホームページにあるコールセンターではない)の電話番号を知らされ,自ら電話し,調査の日取りを決めるという内容でした。
そこで,電話をすると,翌週に機器を電力メーターに取り付け電線からくる電気の電圧を測定し,問題がないか確認するという流れになりました。
1週間測定した後に我が家では,朝の8時くらいの電圧が規定値を超えていることが分かり,電柱の変圧器の設定を低くする工事を行うことが決定しました。
工事の予定は,少し先になり我が家の場合,工事が必要と分かってから1ヶ月ほど工事まで待ちました。
そして,工事が完了し,そのチェックのために再び電圧を一週間,調査するという流れになっています。
取り付けメーカーに電話してから,工事までだいたい2ヶ月程かかりました。
電線からくる電圧が規定値を超えていたため,費用は0円です。
家に立ち入ったり,停電するといったこともなく,電話以外は全く立ち合い等必要ありませんでした。
以上が,我が家の電圧抑制の対策の概要です。
7月以降の発電量が楽しみです。
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