私はセミリタイヤをする前に家を買うべきだと感じたので、最近、家を購入しました。なぜそう思ったのかというと無職になると住宅ローンがおりないからです。定職についていなければ年率0.7%などという超お得なローンも組むことができません。住宅ローン控除が年率1%あるので、なんとローンを組むと年間で0.3%プラスの収支になります❗️
また精神的な豊かさも大切だと考えておりセミリタイヤ後に不可能になった持ち家を羨む心を持って過ごすのは良くないと思いました。(私の妻の憧れ)
具体的に、おおまかな計算では、
4000万円借りたとして、35年ローンだと月10万円程の支払いになります。
年間で40万円の税控除を受けることができるので、一月あたり3.3万円戻ってくるようなものなので、10万円から差し引くと、月々の支払いは6万7000円となります。
かなり安いのではないでしょうか。13年間控除は続くので、13年間は似たような金額で住むことができます。
13年後はどうするのかということですが、
13年間で1560万円支払い済みであり、その間のローン金利をざっくり360万円とすると、
(4000+360)−1560=2800万円 が13年後の住宅ローン残高になります。
築13年で2800万円であれば、中古住宅として販売することも可能な金額です。
これは、立地が何より大切で、4000万のうち土地の占める割合が高ければ高いほど実現の可能な金額になります。逆に超ど田舎の過疎地で4000万円の借金をして家をもっても出口に苦しむと思います。
ここでは端折りましたが、固定資産税や保険も必要なので、本当はもう少し経費がかかるので、完全に上述の通りにはなりませんが、持ち家を持つことのリスクが大きくないイメージは伝わったかなと思います。
もちろん、古びたアパートに住むことが最も最安になりますが、心の豊かさを満たさずにセミリタイヤをしても意味はないと思います。持ち家にする必要は必ずしもありませんが、同等の家賃のマンションに住めるくらいの余裕はあったほうがいいと考えています。そして同等の家賃を支払うくらいなら、子供がいて10年くらい住む予定があるなら税金控除のある持ち家のほうがお得になるよという考えのもと、持ち家をもつという選択をしています。
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